所長のひとこと

経営などのためになる著名人の名言、ときには本人オリジナルの格言を、月に一度みなさまにご紹介いたします。

他は是れ吾に非ず、更に何れの時をか待たん

3月のひとこと…
「他は是れ吾に非ず、更に何れの時をか待たん」

道元禅師(鎌倉時代初期の禅僧)『典座教訓』より

「自分に与えられた修行は誰かにやってもらっても意味がない。また、有限である私たちの一生という時間を考えれば、時間は一瞬たりとも無駄にできない。今やらないでいつやるというのか…」という意味です。

ある夏の日中、見るからに年老いた典座(てんぞ=禅宗の修行道場の台所を預かる役目の僧のこと)が灼熱のもと、汗だくになりながら、椎茸をひろげ干しているのを見た道元は「どうしてあなたの様なお年を取られた方が、きつい作務をされるのですか?なぜ若い人にやらせないのですか?」と問えば、その老典座は「他は是れ吾に非ず」と言いました。
さらに道元は「でもなぜこんな暑い中にやるのですか?」と問えば、「更に何れの時をか待たん」と続けたそうです。

いやなことから逃げたい、先延ばしにしたいとは誰しもが思うこと。しかし、考え方ひとつでその人の人生は大きく変わってしまうのかもしれません。


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