「加藤会計文庫」とは職員の能力開発と自己啓発意欲の高揚を図るために創設された図書購入補助制度です。
職員が同制度を利用して購入した本の紹介をします。
『記憶脳』
(著)樺沢 紫苑
(出版)サンマーク出版
推薦者: 澤田
更新月:2025年10月
オススメ:★★★
『最高の勉強法』
(著)安川 康介
(出版)KADOKAWA
推薦者: 澤田
更新月:2025年10月
オススメ:★★★★
主に記憶術(アウトプット)の様々な手法について書かれている書籍になります。
現代社会のSNSを活用した記憶術について書かれてびっくりしました。SNSは記憶に関してあまり有効的ではないと思っていたのですが、SNSに書き込むという行為も立派な記憶術(アウトプット)だそうです。
入手した情報を如何に上手くまとめ、情報を吐き出すか…それが肝となっているのではないかと思います。他にも記憶に関して取り巻く環境等のことが書かれており、夜更かしをせずに睡眠をしっかり取ろうといい心がけになりました。
こちらの著者は札幌医科大学の卒業生でスープカレーのブログを書くほどスープカリー通なので、気になった方は是非とも調べてみてください!
実はノートの書き写し、参考書をまとめる、線引き等は効果が高くないというのは驚きました。
勉強に効果的だとされているのがアクティブコールという記憶を呼び起こす行為とこちらの本では記載されてます。アクティブコールの手法として真っ白な紙に何も見ずに書き起こす、書きながら口で唱える、テストをする等が挙げられます。意外にも自身の勉強でも活用しているのがあって、図らずとも最高な勉強の方法をしていたのねと嬉しくなりました。
科学的な研究結果に基づき結論つけされた内容でしたので、納得がしやすい本ではないかと思いねます。なお、本の中身はカタカナと英語は多かったので、カタカナ嫌いの私にとっては理解するのにちょっとだけ時間が掛かりました…