加藤会計文庫

「加藤会計文庫」とは職員の能力開発と自己啓発意欲の高揚を図るために創設された図書購入補助制度です。

職員が同制度を利用して購入した本の紹介をします。

今月の加藤会計文庫


スーパーチームをつくる!』 



 
(著)トム・ホーバス 

(出版)日経BP社


推薦者: 小笹

更新月:2026年3月

オススメ:★★★★★


言わずと知れた、日本男子バスケットボール代表監督のトムさんの著書です。当然ながら本人はアメリカ人ですので、文と構成は日本人の方が行っています。
トム・ホーバス監督は皆さんもご存じの通り、東京オリンピックでは女子のバスケットバール日本代表を率いて銀メダル、そして男子バスケットボール日本代表を率いて、世界選手権で初のヨーロッパ勢撃破を成し遂げ自力でのパリオリンピック出場権獲得と、いままでの日本代表監督ではだれも成し遂げることが出来なかったことを次々に達成している監督です。間違いなく名将です。
そんな監督のチーム作りとは、対戦相手の分析よりも「いかに自分たちのやりたいプレーをするか」
とのことです。それはオリンピックのフランス戦に顕著に表れていました。フランス戦では八村選手の退場という絶体絶命のピンチにも関わらず、選手たちが落ち着いて4Qプレーしていたのは監督の考えが選手たちにも浸透していた証拠だなとこの本を読んで納得です。

一葉落ちて天下の秋を知る


いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才



 (著)今井孝

(出版)すばる舎


推薦者: 田川

更新月:2026年3月

オススメ:★


人生を楽しむ、毎日を充実させるにはどうしたらいいのか書かれた本です。充実した1日は特別なことをしているわけではありませんでした。大切なことは毎日のなかに最高なひとときをつくり、幸せを味わうことなそうです。最高なひとときは1日2時間でつくることができ、その小さな時間を積み重ねることが人生を楽しむコツのようです。明日からさっそくできる、自分も日々の感じ方を変化させられる、そう思える内容でした。



「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか』 



 
(著)今井むつみ

(出版)日経BP社


推薦者: 川崎

更新月:2026年3月

オススメ:★★★★★


ヒトとヒトとのコミュニケーションで起こる「伝わらない」について、ぼんやりと感じている原因を言葉にしてくれた本です。
人間が物事を考える仕組みから認知・思考の落とし穴を指摘し、その解決策について述べています。
さすがコミュニケーションについての本というべきか、抽象的な答えを具体例に落とし込むことで、読み手に「伝える」ことについて工夫が施されていました。
家庭でも仕事でも、コミュニケーションエラーはいつだって起こりうるため、繰り返し読みさらに理解を深めて実生活に役立てていきたいと思います。


努力は仕組み化できる



 (著)山根承子

(出版)日経BP社


推薦者:長谷部

更新月:2026年3月

オススメ:★


”努力したいのにできない”という理性と衝動のせめぎあいから生まれる葛藤を、理性と衝動を興味深く見つめ、人間の意思決定のバイアス(偏り)や行動の特徴を考慮に入れて従来の経済学を発展させることを目指す行動経済学から考え、葛藤を抱えた人の努力の仕組み化を図る本です。
この本は、その人自身の考え方を根本的に変えるような強い言葉や思想は一切なく、あくまで今まで生きてきた自分自身の行動や思考を振り返り、自己の理性と衝動の葛藤する点を上手く見つけ出し、先回りして「努力しない言い訳」を退けるための道を事例やデータ、時には軽いチェックテストを交えて示してくれます。
”努力”を広く深くとらえたうえで、努力できない人のことを否定せず、今より楽に努力を継続するための考え方を優しく示してくれるので、ポジティブな気持ちで読み終えることができました。